こんにちは!
SELECT京都バレーボールクラブの西又です。
知っていますか?
バレーボールの総得点の内60%以上はアタックなんです。
(カテゴリーによって差はありますが。)
今回は
- もっと高くジャンプしたいなぁ
- いつも前跳びになってジャンプが安定しないなぁ
- ジャンプをするとうまくボールを捉えられないなぁ
このようなスパイクジャンプに悩む方に向けたブログです。
バレーボールのジャンプって特殊ですよね。
体育の授業では、走ったり、前に飛んだりはしますが
なかなか上に跳ぶことがありません...
それに、助走を加えて上に跳ぶなんて!!
・・・どうやって跳ぶの???
学校では教わりませんよね。
≪ポイント≫
- 良い助走はスタートが肝心!
- 水平方向→の助走を垂直方向↑にもっていく!
- 身体は立てて!
- 着地までがジャンプ!
さぁ
両足をそろえて
腕を振って
『せーのっ!』
まっすぐ上に跳ぶには、これが一番簡単です。
ただ、それだけでは高く跳べませんね...。
より高く跳ぶには助走を生かしたジャンプが必要になります!
水平方向(助走)の力をどうやって垂直方向(ジャンプ)に持っていくか!?
これが難しいんです。
〇助走のスタートを大切に!
まずは、どんな体勢で助走を開始するかが重要です。
バレーボールの試合の中でも、慌てて助走の一歩目を出す光景がよく見られます。
例えば...
レシーブで体勢が崩れた後の助走
ブロックからの下がりが遅くなってからの助走
などなど

スタートが悪く、助走が崩れ、タイミングも外れ、最終的に良い踏み込みができない。
悪循環です。
一歩目を確実に出しましょう。
助走に移る前のプレーを良い体制で終える。
そして、ボールから目を離さずに助走に移ることが大切です!
〇床をしっかり踏んでパワーをもらう!
前跳びしないためには最後の踏み込みが大切です!
膝を上げて大きく踏み込みます。
これが出来ていないと水平方向(→)の力を垂直方向(↑)に向けることができません。
また、助走の力をしっかりと上に向けるためには踵からの踏み込みが重要です。

つま先しか使えない人は、踏み込みに限らず床からのパワーをもらうことができません。
走ったり、止まったりする際も同様です。
助走スピードに負けないブレーキが必要になります。
前に跳んでしまうと...
スパイクを打つ位置が身体の後ろになってしまい、威力も弱まり、打てるコースも狭くなります。
場合によっては、相手コートに侵入し相手を怪我させてしまう恐れがあります。
良いことありませんね。
〇身体の角度を意識して!
体を立ててジャンプすることが大切です。
体が前傾して顎が上がってしまうと振り上げるのに時間がかかりスパイク動作が遅れてしまいます。
近年の高速化するバレーボールにおいて、助走や踏み込みに時間がかかるとコンビネーションについていけません。
バックスイングが大きくなりすぎて身体が前傾しないようにしましょう。
加えて
ジャンプする時には下⇓の写真のように、身体をまっすぐ伸ばし(股関節が伸びるように)、おしりを締め上げることが重要です。

体がくの字になったままでは、高く跳べません。
股関節を伸ばすように体を立てることが大切です!
〇着地までがジャンプ!
スパイクの着地ってとても重要ですが、見逃されがちです。
着地が出来ていないと怪我にもつながります。

着地がうまく決まらないジャンプは、良いジャンプではありません。
また、着地が悪いと次のプレーも遅れます。
次のプレーが遅れると、良い助走が取れません、助走が取れないとジャンプがきません・・・(これまた悪循環です...。)
スパイクでもブロックでも同様のことが言えますが、着地からの一歩目はラリーを大きく左右します。
当たり前ですが
ジャンプする回数と同じ数だけ着地します。
着地でかかる負担は大きいんです。
着地の体制が悪いと、一日でジャンプする回数分偏った箇所に負担をかけます。
それが怪我につながる恐れもあるんです。
着地の形をマスターすることも大切ですね!
また、
ジャンプ力が上がっても、正しい方向にジャンプできなければ上手くボールを打つことができません。
ボールを捉えることが出来なければ、もちろんボールに力が伝わりません。
力のある球を広いコースに打ち分けるには、正しいジャンプが不可欠です。
踏み込みをマスターするだけで、チームの得点力は大幅にアップします!
この機会に、見直してみてください。
実際にどうやったら正しいジャンプができるのかな...。
もう少し詳しく知りたいな。
そんな小学6年生男子の方へ
フォーム改善1DAYスクールを開催いたします。
⇓
ご参加お待ちしております。
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