「膝が痛い」「腰が痛い」「肩が痛い」など故障を抱えながらバレーボールをしている人いませんか?
私も実際に現役時代は膝、腰、肩いろいろな故障を抱えていました。
どこかが痛いとモチベーションも上がりませんね...。
そんな故障の主な原因としては
- ウォーミングアップ不足
- 練習のやりすぎ
- フォームの崩れ
- 身体のケア不足
などが考えられます。
これからバレーボールを続けていく中で、長い間故障なくプレーをしてほしい。
また、大人になってもバレーボールを続けることでスポーツの楽しさを感じてほしい。
そう願っております。
そこで、SELECTでは、故障の原因の一つとなり得るウォーミングアップを大切にしています。

ウォーミングアップとは何か?
から少し考えてみたいと思います。
まず、ウォーミングアップと良く聞く言葉ですが、皆さん意味をご存知ですか?
体温を上げて身体を温める「warm:ウォーム(温める)」と、心拍数を上げる、血流量を増やす「up:アップ(上げる)」こと。 筋や関節も温まることで関節可動域が広くなり、また心拍数や血流量を徐々に上げることで心臓や肺への急激な負担を避けることができる。
検索するとこのように出てきます。
少し難しいですね...目的についてもう少しわかりやすく解説をしていきます。
〇筋肉を温め・心拍数・呼吸の数を上げる
スポーツに取り組むうえで、最も効率の良い運動をするためには、体温を37度くらいに保つことが理想とされています。
筋肉の温度が1度上昇することで代謝機能が13%アップします。
そのため、ウォーミングアップの段階でしっかりと筋肉を温める必要があります。【warm:ウォーム(温める)】
また、すぐに力を発揮するためには心拍数や呼吸の数を上げることも必要です。【up:アップ(上げる)】
普段の心拍数は中学生では 75回/分 程度が平均ですが、バレーボールの試合でラリーが続くと 170回/分 まで上昇すると言われています。
普段の倍以上…です。
心拍数を高め本番で持久力を発揮するためにも、少しハァハァ、薄っすら汗をかくくらいの強度が必要になります。
〇神経系を活性化させ素早く反応できるようにする
人は脳から指令を出して身体が動く仕組みになっています。
動きの中で頭を使うことで神経系の活性化につながります。
脳からの指令を活性化させ、状況を素早く判断し、身体を思い通りに動かせるようにすることもウォーミングアップの目的の一つです。
バレーボールのような対戦型スポーツでは、相手の動きへの反応が必要になるのでこの効果は欠かせませんね。
手を抜かず、集中力を高めて取り組む必要があります。
〇柔軟性を高め、動作技術を発達させる
ウォーミングアップの動きの中で柔軟性を高めることで、スムーズに競技に移ることができます。
上下、ひねるなどの動きを行うことで競技の動作を高めます。
身体が温まり、関節可動域が広がることで柔軟性が高まります。
柔軟性の向上はパフォーマンスに直結し、怪我の予防にもつながりますね。
以上がウォーミングアップの重要性です。
SELECTでは短い練習時間の中でも、ウォーミングアップには時間をかけて取り組みたいと考えています。
常にベストの状態で練習に取り組みましょう!
また、ウォーミングアップはこれからやるぞ!!
と気持ちを高め、スイッチをONにする役割もあります。
SELECTもスイッチONです!
ウォーミングアップも終わり本格的に始動します!
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