こんにちは!
SELECT京都代表西又の父です。
3回目のブログになります。
№1
№2
引き続き、石川県能登地方の現状を伝えたいと思います。
- これ以下はないと思って頑張れたのに
- 今回も助けてくれる人がいる
- ダメかもしれないが、やるしかない
- メンタルをどう維持すればよいか
- 小中学校の子供たちは、隣町の学校で合同授業
これ以下はないと思っていたのに
ニュースの報道にあるように石川県能登地方では
9月21日(土)から2日間にわたり、今まで経験したことのない大雨が降りました。
小川や用水を含めあらゆる河川が氾濫し
山肌はいたるところで大きく崩れ
地震では大丈夫だった家屋も被災しました。


住民は地震から復興に向け気持ちを奮い立たせてきましたが...
さすがに心が折れています。
私は近隣の町野町という集落に支援に入っていますが
洪水の力はおそろしいほど想像を超えています。
到底人力ではどうにもならない状態でも
スコップを握りしめる住民の姿に言葉を失います。
不思議と涙も出ません...
今回も助けてくれる人がいる
今回は、地震の復旧工事や解体工事でたくさんの業者が入っていたので
率先して重機で道路を通してもらいました。
次の日からは
地震の時にお世話になったボランティアの方々も再度駆けつけてくれ、大変助かっています。

こんな危険で泥だらけの仕事をしてくれる方々に感謝しかありません。
この国の誇りです。
だめかもしれないが、やるしかない
復旧作業は浸水した家屋の泥出しや洗浄作業が中心です。

天井にまで達したヘドロを下に落とし
床下に潜って泥を出す作業は手作業でしかできず
人手が足りません。
中には地震後どうにか再建にこぎつけた家屋も水につかり
また振り出しとなってしまいました。
とにかく今できることを、ひたすらやるしかありません。
メンタルをどう維持すればよいか
今はみんな一緒に体を動かすことで精神状態を保っている感じです。
一人になると不安しかないと思うので
その重圧を回避するためにも
たくさんの人と愚痴を言いながら作業することが大切だと思います。
しかし、
落ち着いてきたころに現実を理解し
なんとかしようとした時には
あまりにも大きな重圧に耐えきれるかが非常に心配です。
とにかくたくさんの人と相談や話ができる関係を構築し
維持することが大切だと思います。
小中学校の子どもたちは、隣町の学校で合同授業
町野町の小中学校の児童生徒数は地震により半減しています。
校舎は泥だらけで調理場や下水浄化槽が使えないため
毎日マイクロバスで隣の柳田小学校と中学校に通っています。
中学生は地震の時に2カ月間金沢の避難施設で授業していたので
今年は2回目の避難先での授業となります。
普通はなかなか体験できないことですが
難しい環境の中でも勉強してきたバイタリティーが将来の力となり
長期にわたる復興の原動力となっていくと思います。
<ボランティアの募集>
ボランティア活動に参加を考えておられる方は、さまざまな窓口がありますが、下記のホームは地元住民有志が地震後に立ち上げた復興プロジェクトチームが運営しています。
参考までよろしくお願いいたします。
ボランティア活動の申し込みフォームはこちら ⇓ ⇓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdfSAko9RJEeX94iAAMTYTtF8_3jkNJwSdE4zkm6mNpyi7OdA/viewform
SELECT京都では、能登地方の現状を周知しております。
何かできないか…と考えているだけの毎日です。
誰かがやってくれるでは、現場の力になりません。
正直なところ
我々、個々が動いたところで…と思うこともあります。
ただ、情報を発信することで
何かの可能性につながらないか。
誰かの気持ちを救ってくれないか。
もっと大きな力が働いてくれないか。
他力ではありますが
そう、感じています。
共感いただける方
情報の共有だけでもお願いいたします。
SELECT京都 代表 西又啓太
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