自主性と主体性⇒令和の根性論

 

こんばんは。

SELECT京都の西又です。

 

突然ですが

[自主性 主体性] をネットで検索してみました。

 

「自主性」と「主体性」は自分の意志で行動することを表す言葉ですが

ニュアンスに違いがあります。

 

自主性

意味

誰かに指示されることなく、自ら進んで行動すること。

「指示されていなくても、率先して掃除をする」

「部下が自主的に仕事をこなしている」

主体性

意味

自らの判断や責任において行動すること。

自分で考え、自分で決めること。

「自分で課題を見つけて、解決策を考える」

「自分で考えた目標に向かって行動する」

「直面する課題をどう判断し、行動するか迷ったとき、誰かに解決策を求めるのではなく

どうしてこの問題が生じたのかを考え、自ら判断して行動する」

違い

自主性

やるべきことや目標が、すでに決まっていることが多い。

主体性

やるべきこと目標を、自ら見つけ、自ら決めることが多い。

まとめ

自主性は、与えられたことを自ら進んで行うこと。

主体性は、自分で考え、判断し、行動すること。

主体性は、自主性よりも、より高いレベルの行動力や意思表示と言える。

自主性 主体性

この6文字を入力しただけで

AIがこれだけ説明してくれます。

 

何が言いたいかというと…

 

今あるもの、情報、方法などでは

AI(ロボット)には勝てないということです。

 

自主性と主体性を説明してくださいと言われて

これだけのことを答えられないですよね…

 

これから益々この状況が進みます。

 

本題です

以下は偏った話(主体性びいき)になりますので、

話半分で読んでいただけると助かります。

 

話半分でも、SELECTで求めていることは「主体性」だということです。

  • 自主性のマイナス
  • 主体性の育成
  • 「新しい」の発見

 

◯自主性のマイナス

 

例にあるように

「指示されていなくても、率先して掃除をする」

もちろん

こういった自主性は良いと思います。

 

「部下が自主的に仕事をこなしている」

こなしている

というところに、自主性のマイナスを感じます。

 

与えられた課題を、自ら進んで行うことは良いことです。

ただ、

 

ゴールがある課題でロボットには勝てません。

 

よくレール(線路)に例えられますが

 

敷かれたレールをひたすら走る人は

これからの社会で需要が低くなります。

 

与えられた仕事を黙々とこなす人…

 

もちろん職種にもよりますが、いずれロボットに変わります。

 

ロボットの方が正確で早く進み

人間が寝ている間も動き続けますからね...

 

しかも、最近では学習もします。

 

◯主体性の育成

 

今後は

今あるレールを破壊できる人

そして

新しいレールを築ける人

 

つまり

主体性を持った人材育成が必要になります。

 

そのために

土台となる自主性を身につけさせ

頑張ることを当たり前とし

さらに前に進む力を育むことが求められます。

 

現代教育の難しい課題かと思います。

 

何があっても働き続けた「根性の昭和」

頑張るだけでなく結果を求められた「効率化の平成」

 

昭和の「詰込み」も、平成の「ゆとり」も

両方が必要な令和時代です。

 

新しい時代を生き抜ける

言わば

「令和の根性論」

 

そんな言葉が主体性の先にある気がします。

 

「新しい」の発見

 

昔に比べて時代の進むスピードは異常に早くなっています。

 

過去を振り返ったところで、正解にはたどり着きません。

むしろ

振り返っている間に「新しい」がやってきます。

同じこと、変わらない考えでは置いてきぼりです。

 

そんな時代で

柔軟に対応する力、揺るぎない自分らしさを守る力が

「令和の根性論」です。

 

時代の変化に対応するための

人間の奥底に根付いた価値観

 

ロボットにはない「人間らしさ」に立ち返ります。

 

中学生の育成カテゴリーで

バレーボールを通じて何を教えてあげられるか

 

叱られた、言われたことに従順で

頑張れるけど、それしかできない。

言われた範囲でしか頑張れない。

 

自分に想いのない(人間らしさのない)選手を育成してはいけません。

 

必要なのは

変化に応じて「新しい」を発見していく力

失敗を恐れずに今あるベストな答えを導きだす力です。

 

SELECTの選手に言いたいことは

言われている間は成長しないし

言われないと動けない選手はバレーボールでも使えない。

試合でも同じケースは二度と来ませんからね。

 

自分の殻を破った時に、初めて成長を感じられます。

殻を破れるだけの想いが必要です。

 

決められたこと、チームの約束事

敷かれたレールを走れることは大前提です。

 

その土台の上に主体性を持ってください。

主体的に動けるだけの想いを持ってください。

 

あなた自身の「新しい」から

自分らしい努力の形をSELECTしてください。

そして

その想いで未来を創造できる大人になってください。

 

「魅力的な選手、人間になりなさい。」