選手に伝えたいこと

 

皆さん こんにちは!

SELECT京都でコーチをしています小林です。

チーム立ち上げから約1年半コーチをさせていただいていますが

あまり自己紹介をしたことがなかったので...。

 

改めまして

僕は新潟県新潟市出身で

あたり一面田んぼしかない田舎の中之口村という地域で育ちました

昔から全国的に見てもバレーが盛んな地域でした。

 

小学校4年生からバレーを始め基礎の基礎から徹底的に指導してもらいました。

かなり昭和スタイルのチームで

超が付くほど武闘派でした(笑)

 

田舎の地域なので小学校から中学校までメンバーの入れ替わりがなく

厳しい練習に励み約6年間。

中学校時代は県内、北信越エリアでは失セット0で圧倒的な強さで優勝

しかし...

全国大会は3回出場して3回ともベスト16で敗退。

 

日本一を目指していたので非常に悔しい思いをしました。

全国の壁を感じました。

 

ただ、その頃は純粋に

「勝ちたい」「上手くなりたい」

という気持ちと同じくらい

「怒られるのが嫌」「バレーはやらないといけないもの」

という義務感のようなネガティブな気持ちもありました。

 

そんなことを思いながらも

高校では絶対に日本一を!

 

そんな気持ちで新潟を飛び出し京都での寮生活をすることに。

 

進学後は慣れない生活に加え

バレーも勉強も想像より遥かにレベルが高く

全くついていけませんでした。

最初の半年間は毎日のように寮の門を飛び越えて逃げ出そうと思っていたくらいです(笑)

 

そんな不貞腐れた態度の僕の練習に付き合ってくれたのが西又さんでした。

バレーに対して後ろ向きだった自分に対して

毎日のようにボールを出してくれて、会話もたくさんしました。

地道な基礎の練習から付き合ってもらったことを今でも鮮明に覚えています。

 

最終的には春高バレーで準優勝という結果を残すことができた上に

高校生日本代表合宿や練習試合を通して知り合ったメンバーとは今でも親交があり

貴重な財産になりました。

 

 

その後も

大学で4年間バレーを通じてたくさんのことを学びました。

大学時代の話は沢山あり長くなるのここでは割愛します。

 

こんな形で現在まで

ありがたいことに約15年間バレーに関わらせてもらっています。

 

拙いながらも今、SELECTでバレーを教える立場になり

見るたびに成長する選手たちから毎日刺激をもらっています。

活気があり、話を聞くときの姿勢、目力。

本当にいきいきとしていて素晴らしいチームです。

選手から

「これができるようになりたい!」

もっとこれを教えてほしい!」

とよく話をしていて、まだまだ伸びるやろうなぁ

と感じています。

僕が中学生の頃はこんな自主性は無かったと思います。

 

そんな選手たちに僕の経験を通じて

普段から思っていること、バレーを通じて伝えたいことがあります。

それは「決めたことをやりきること」です。

 

目標を立てて頑張ること

 

言葉にすると簡単ですが、実際はほとんどの人ができないことだと思います。

ある時、目標を立てたとしても時間が経つにつれて怠惰になる。

目標を見失う、諦める。

こういう人が大半だと思います。

 

僕も自分がプレーしていた時は、そんな時期がありました。

しかし、色んな人の支えがあり遠回りしながらも

最後は自分なりに目標に向かってやりきることができました。

どれだけ困難があったか、苦労を感じたのか

嫌なことから逃げなかった人だけが

最後に自分自身の成長を実感できるのではないかと思います。

バレーの技術レベルの話ではありません。

今、バレーが上手くても、そうでなかったとしても

賭ける思いがあれば必ず成長します。

今のSELECTには色々な人に支えて頂き恵まれた環境があると思います。

それを無駄にせず

地道に目標に向かってやりきれる人になってほしい。

自律した集団になってほしい。

こんな思いを込めて日々選手たちと接しています。

僕も刺激を受けながら一緒に成長していきます!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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